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憑神を観に行った。
<あらすじ>
貧しい御徒士の彦四郎(妻夫木聡)は、蕎麦屋(香川照之)に、学問所時代のライバルで、今は軍艦頭取にまで出世した榎本武揚が参ったという向島の「みめぐり(三囲)稲荷」に、参りに行くよう勧められる。
彦四郎は、馬鹿馬鹿しいと思いつつ、偶然行き当たった「みめぐり稲荷」に立身出世を祈願。しかし…祈願した稲荷はみめぐり稲荷に代わりはないのだが、なんと「三巡稲荷」だった。
かくして彦四郎は、福の神ならぬ貧乏神(西田敏行)、疫病神(赤井英和)、死神(森迫永依)と三度巡る災難の神に取り憑かれる羽目に…

普通に考えたら、貧乏になり、病に侵され、あの手この手で死に追いやられるのだから、何という話!と思うけど、観てみると意外とほのぼの、結構笑える、かなりジーンとする映画だった。
彦四郎のちょっぴり短気だけどまじめで、優しくて、温かい人柄が、観ている私たちや三巡の神々の心にじわじわと染み渡り、動かすのかもしれない。
一見、兄(佐々木蔵之介)のあまりの放蕩ぶり、あまりの楽天的、あまりの怠惰な性格に心底呆れるのだけれど、何も考えていないようで、何も見ていないようで、実は誰より一番世の中の流れを感じ、先まで見通しているような気がした。だからこそ彼なりに「今」という現実の生活を生きているのではないかなと。その形が良いか悪いかは別にしても、彼の言葉には、現在の真実が語られている。
もしかすると登場する人々、一人一人が、怒濤のごとくめまぐるしく変わる時代の中で、意識的ではなくても、悩みもがきながら自分の生きる道を懸命に探し求めていたのではないかと思った。まして代々お家を守ってきた武士たち、そして将軍家、幕府の人々にとっては、大変な時代だったんだろうな。
彦四郎のすごい所は、三巡の神に順番に取り憑かれていく中で、徐々に現実や今いる世界、世の中、自分に起こる様々な出来事を、受け止め、受け入れ、包み込むことによって愛情が増し、周りの人々への思いやりや優しさがましていく所だ。とても簡単にできることじゃない。自分を認め、許し、他人を許す。簡単そうですごく難しい。
「死があるからこそ、輝く事ができる」

それにしても箇所箇所で笑える、笑えるそして佐々木さん、とても大河ドラマで真田幸隆をしている人と同人物とは思えない…なぜかいつもちょっと変な役…けど、上手い…どうして…(泣)


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Sora

Author:Sora
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ワクワク ドキドキ 
ずっと ずっと 出来る人でありますように…

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石の持つ不思議な力に…
ブライダルブーケがとっても可愛い♪